新オフィス移転後、2ヶ月が経ち玄関の電気を残してほぼ完成したように感じています。まあ、日々進化なので完成形はないと思うのですが。。。
開けていなかった箱から写真のCDが出て来きました。
Brian Joens Presents A DEGREE OF MURDER
ブライアンジョーンズがドイツ映画のサントラを手がけたときのCDです。恋人だったAnita Pallenbergが出ている皮肉な作品です。映画音楽共々あまり面白く無いのが正直な僕の感想です。
2つ伝えたい事があるのでこのCDを本日のブログに取り上げました。
1つはまずエルモルイスという社名。知っている人は知っている、これはブライアンジョーンズのデビュー前の芸名。そして僕が2002年に開いたショールーム、<ローレイダー>は彼が小さい時に飼っていた猫ちゃんの名前。名刺を渡して気がついた人が2人います。
ピーターバラカンさんとイラストレーターの
薙野たかひろさん。
僕にとってブライアンジョーンズというのは特別な存在です。チェルトナムに墓参りもいきました。
そして伝えたい事の2つ目。彼の心の葛藤といまのデザイン業界(僕が感じる)のもがき方が実に似ている事です。先日のブログで書いたこの
記事が関係してきます。
他ならぬブライアンジョーンズはポップスターに成りきれずに死んでしまいました。本日が命日です。(色々な説があるので。。。)みなさんご存知のポップロックの大御所ローリングストーンズは実は彼が生みの親なのです。ミックでもキースでもありません。結成当時はミックもキースもブライアンの前では子供同然でした。彼は本当のリズムアンドブルーズを目指すバンドをローリングストーンズに求めました。初期の曲はすべて黒い感じの曲ばかり。そこに
アンドリュー・オールダムという悪賢いモッズ野郎がマネージャーとしてやってきます。彼がバンドの主導権を握り、ミックとキースに曲を書かせる様になります。アンドリューの目指すところはポップスターバンド。ブライアンジョーンズとの確執はどんどん深まります。アンドリューの悪知恵でバンドの主導権がミックとキースに移ると、バンドはアメリカ進出等を経験し、時代(スィウィンギンロンドン)と共にどんどん売れて行きます。ある意味、成功です。みんな金持ちになりました。仲間はずれのブライアンジョーンズは常にマニアックにリズムアンドブルースを探求し、受け入れられないと今度は民族音楽にハマって行きます。僕は彼の心はポップスターになりたかったと思っています。しかし、プライドの高い彼がポップに心を売ってしまうことを許さなかった。ミックとキースに合わせる事を彼のプライドが許さなかった。ここが彼の最大の失敗です。そして、ドラッグにハマり、キースにアニタを取られたりして最後は謎の死をとげる訳です。彼の死後もバンドはどんどんと大きく成り、今でも活躍しています。僕は最初は嫌いだったミックとキースの大ファンにもなっています。余談ですが僕が死ぬ迄に欲しい物のナンバー2は
ウォーホールのミックジャガー。
これは今のデザイン界にも僕は感じていて、アンドリューのような別業界からの知恵注入が絶対必要だと思うのです。分かり難いモノをニッチなマーケットの為に、ではなく分かり易いモノを一般の方に、が必要なのではと思っております。プライドを捨てて自己満足ではなく大衆の事を思ってデザインをしてみてはどうでしょうか?
叩かれ様が何を言われようが元気に現役を続けているストーンズと死んじゃったブライアンジョーンズ、どっちが幸せかは誰が見たってミックとキースだと僕は思います。
もっとブライアンジョーンズの事やストーンズの事は奥の深い話があるのですがここでは省略させてください。ざーと分かり易く書いたつもりです。ジャカジャ〜ン♪